フリーライターの雪代(@yukishiro7946)です。
私は人間関係が原因で前職である公務員を辞めていて、組織の人間関係に強い抵抗感があります。
公務員を辞める前に休職していた頃に比べて、症状はマシになったものの、完全に回復したわけではなく、不調の症状と付き合いながら働いています。
先日、「体調の関係から生きるためにフリーランスになるしかなかった」という内容をツイートしたところ、
「どうやってフリーランスになりましたか?」とご質問をいただきました。
今回は人との関わりに不安がある中で、フリーランスとしてどうやって働いているかという視点でお話をします。
- フリーランスになりたい人(中でもライターになりたい人)
- 組織で人と働くことに不安がある人
は参考にしてみてください。
フリーランスになって約1年なのですが、平均月収も公開しています。
私の今の仕事について
私はライター1本で働いています。
クラウドソーシング経由でも直接メディアに営業してお仕事をいただいてもいます。
どんな記事を書いているか興味がある方は、こちらを読んでみてください。
フリーライターとして仕事をするまで
開業前からフリーライターとして仕事をするまでの流れを振り返ります。
開業前:情報集め
SNSや本で情報を集めました。
SNSで主にチェックしていたのは、
- 佐々木ゴウさん(@goh_ssk)
- 野里のどかさん(@robotenglish)
- とっとこランサーさん(@Tottokolancer)
- 元公務員→フリーランスでいうなら、新美友那さん(@inaka_free213)
といった方々です。
- 自分にWebライターができそうか
- ライターとして働くために何をすればいいのか
- ライティングはどういうことを気を付ければいいのか
といったことをリサーチしていました!
本についてはこちらの記事で解説しています。
クラウドソーシングで仕事を受注
まずはクラウドソーシングから始めました。
主に
- ランサーズ
- クラウドワークス
を利用しています。
登録方法やどうやって仕事をとるかはググれば書いてあると思うので、今回は省略します。
田舎フリーランス養成講座(いなフリ、現ワークキャリア)に参加
昨年6月に田舎フリーランス養成講座(略していなフリ、現ワークキャリア)に参加しました。
いなフリで今後の生き方やフリーランスとしてどうやって生き延びるかということを考えた感じです。
詳しくは下記記事でいなフリのことを振り返っています。

ライター組合(ライ組)に参加
佐々木ゴウ先生のライター組合に入っています。
ライター組合では定期的に講座があったり、テーマ別に相談ができたりします。
情報交換や息抜きにもなるので入ってよかったと思っています。
平均月収は・・・円 実はそんなに稼いでいない
実はそんなに稼げていないです。
いなフリ終了後の7月~12月までの平均月収を計算したら約15万円でした。
経費計算する前で15万円、そこから会社員だったら引かれる分を考えると全然です。
なんとか生きていけるけれど、切り詰めて生活しています。
稼げなかった理由を振り返ります。
営業と業務管理が下手
昨年の最大の反省点は営業と業務管理が下手であったことかなと。
納期をきちんと守って丁寧に執筆していても、突然クライアントから連絡がこなくなったことがあります。「今月もよろしくお願いします」と連絡がきた後、連絡がとれなくなったことも。
何か事情があって連絡が取れないのかわからず待ってしまって、その間の時間を無駄にしてしまうことがありました。
今はある程度連絡がこなかったら、その分別の仕事をとるというつもりで営業していますが、昨年は勝手がわからず、業務管理と新規営業がうまくできなかったと反省しています。
体調不良のハンデ
私には精神的な不調が原因で、オフラインでできないことがあります。そのため興味はあるのに応募できない仕事がいくつもありました。
社会である程度当たり前とされていることが自分にはできない。それなら一般論と同じようにやっていては生き延びられないです。
今後、精神的不調をカバーしてフリーランスを続けていく方法を考えるのも課題です。
稼げていないけれどフリーランスを続ける
約1年フリーランスを続けましたが、まだあまり稼げていません。
ですが今後もフリーランスとして働くことは続けます。他人から見たら、一般論で見たら、フリーランスを辞めたほうがいいと思うかもしれません。
まだ続ける理由は2つ。
1つはフリーランスになるときに「貯金〇円を下回ったら、バイトなどでもいいので他の手段でも働く」と決めていました。
まだ下回っていないので、フリーランスを続けられる生活的な余裕があります。
2つ目が大きな理由で、自分の体調からして今の社会構造の中ではフリーランスとして働くしかないためです。
今でも精神的ダメージが大きくて、組織で働こうとしたら多分もっと体調が悪化してしまいます。
公務員時代や休職中は生きるのが辛くて、以前より収入が下がっていても、公務員時代のように好きにお金が使えなくても、今の方が心が安定しています。
結果を出せていないのは恥ずかしい?自分が良ければいいと思う
1年続けていてもあまり稼げていないという事実を公表するのには、正直抵抗がありました。
フリーランスとして成功している元公務員の人がいるのに、「元公務員がフリーランスになると失敗する」みたいに思われるのも嫌ですし、フリーランス辞めた方がいいとか言われるのも嫌だなと思っていました。
ですが結局は自分が困っていないならいいんじゃないかなと思っています。自分の人生ですし。
もちろんずっとこのままの収入水準でいられはしないですが、「いつまでにこうできないとだめ」って人によって基準が違っていいと思いますし、自分がその選択を前向きにできているならいいと思います。
成功はしていないものの、「生きるの辛い」って思いながら働いている頃に比べたらマシな状態にはなりました。
ほとんどオフラインで人と接しなくても働けるフリーランスでも「生きづらい…」と思うことがあるのですが、それについてはnoteに書いています。
興味があれば読んでみてください。