※アイキャッチ画像の引用元:フリー写真素材ぱくたそ
こんにちは。元公務員ライターのゆきしろ(@yukishiro7946)です。
公務員試験を受けられるみなさんはそろそろ面接対策のことが気になってくる時期ですよね。
多くの方が受験先を併願されると思いますが、中には地元でなく、かつ今まで行ったこともない市を受けられる方もいると思います。
縁もゆかりもないまちを受験先に選ぶときには、「志望動機をどう考えたらいいんだろう」「ありきたりな内容しか書けないのではないか」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、今までご縁がなかったまちの志望動機を考えるにあたり、実際地元以外の市役所から内定をもらった私がどのように情報収集を行っていたかを説明します。
具体的には、志望動機を説明できるようにするために私が行っていた6つの行動について、私にとって実施難易度が低かった順番で紹介したいと思います。
志望動機を整理するための情報収集の方法
市役所のホームページを見る
一番初歩的なことですね。参考にした情報は以下のとおりです。
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○市長の挨拶
…市の今後の方針や力を入れる施策を読み取るため。
○市の全体的な紹介
○その市独特の事業
○広報
…市の情報を網羅的に知ることができました。過去1年分はチェック。
○やりたい仕事に関連している部署のページ
市役所の説明会に参加
市役所の説明会は大きく分けて以下の2つがありました。
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○市が独自に開催しているもの
○予備校が開催しているもの
公務員試験対策予備校が開催している説明会は予備校受講生でなくても参加できるものもありました。
実際に市役所に行ってみる
働いている人や窓口の様子を見に行きました。また、行政資料室や観光を担当している部署で資料をもらったり購入。
まちあるき
まちあるきは以下のポイントで行いました。
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○名物スポット
…全部は行けませんでしたが、2、3か所は見て回りました。
○ご飯を食べる
…名物のものがあれば食べました。
○いくつかの駅で降りて駅周辺を散策。
…駅ごと(地域ごと)の特徴を掴むため。
○一駅歩いてみる
…どんなお店があるかを知ることができたり、資料に全ては載っていない情報(地域のボランティア活動の様子など)が得られた。
レンタサイクルをやっている市は利用しました。
イベントに参加
市外からも参加できるイベントがあるのでそれに参加しました。私が行ったイベントは以下のものです。
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○お祭り
○産業フェスティバル
○市民文化祭
住民から話を聴く
イベントに参加したときに住民の方とお話しする機会がありました。住民の方に話しかけるときってどういう風にきっかけを掴めばいいんだろうとか変な人だと思われないかとか心配ですよね。
私の場合はイベントの会場に向かうバスで近くに座っていた人にバスの行き先を確認したところそこから会話が弾み、イベントのおすすめを教えてもらえたり、市役所の試験を受けるので勉強に来ていることを話したら住んでいてよかったと思うことを聴かせていただけたのです。市民文化祭では、作品についてのお話を伺った流れで、その方の地域活動のお話も聴かせていただけました。イベントに参加することで自然と会話のきっかけが出てくるのではないかと思います。
また、受験先の市出身の友人がいたので、その友人にも子どもの頃行った場所やお気に入りスポットなどを聴きました。
まとめ
引用元:フリー写真素材ぱくたそ
以上、私が志望動機を整理するための情報収集としてやっていたことを紹介しました。
正直、住民の方にお話を伺うことは緊張しました(笑)ですが、面接において自分で体験したことを自分の言葉でしっかりと伝えたかったので、勇気を出して住民の方に話しかけてみました。実際に住んでいる方のお話が聴けたということだけではなく、親切にしていただいたことでその市への愛着を感じたり試験のモチベーションUPにもなり、この経験は職員として働き始めてからも生きていたことです。
少し前の経験ですが、これから公務員試験を受けられる方の参考にしていただけたらと思います。
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