アイキャッチ画像の引用元:フリー写真素材ぱくたそ(https://www.pakutaso.com/)
エントリーシート(面接カード)において、志望動機は重要な項目の一つですよね。
ですが
・書き方がわからない
・志望動機と自分の経験の境界線が曖昧になってしまう
・他の受験生と差をつけられる志望動機を書きたい
という悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。
そこで、元市役所職員の私が自分の経験を基に志望動機の書き方について解説します。
私が試験を受けたのは2010年代前半ですが、例文を用いながら説明しますし、今でも参考にできる部分はあると思います!
志望動機の考え方についてはこちらの記事も参考にしてください。

志望動機のポイント
志望動機を書く際には以下のポイントを意識して作成しました。
・国や都道府県庁ではなく市区町村を志望した理由
・その市区町村のまちの特徴として魅力だと感じている点
・その市区町村の施策や取り組みとして魅力だと感じている点
・意気込み
民間企業ではなく公務員を志望した理由・国や都道府県庁ではなく市区町村を志望した理由
記入欄の大きさにもよりますが、エントリーシート上では軽く触れました。
・公務員でないとできないこと
・市区町村ならではの役割
などを書くといいと思います。
その市区町村のまちの特徴として魅力だと感じている点
書いた内容は、ホームページの市長の挨拶文で書かれている部分や、自分がまちあるきをして魅力だと感じた場所についてです。実際に自分が訪れた場所やイベントの具体的な名称を挙げられるといいと思います。
その市区町村の施策や取り組みとして魅力だと感じている点
その市区町村独自の取り組みや、自分がやりたい業務と関わりのあることを書きました。
意気込み
内容としては志望動機から離れるかもしれませんが・・・
なるべく何も書いていない部分を減らしたかったので、記入欄が余ってしまったときに締めの文章として書いていました。
志望動機作成にあたり気を付けたこと
他の受験生が多く使用している言葉を書かない
例えばですが、私が試験を受けた頃は志望動機に「愛着」という言葉を書く人が多かったです。
面接では使用する言葉の選択肢にありましたが、エントリーシートでは個人的に「愛着」と書くと他の受験生と差をつけられないと思ったので、「愛着」と同じ内容で別の表現を考え使用していました。
エントリーシートに書いた内容は話を広げられることにする
例文からだと

「自然はどのまちでもあると思いますが、△△市の自然に特に魅力を感じた理由を教えてください。」
とか

「□□の取り組みに関わりたいとありますが、その施策は市民にとってどのようなメリットがあると考えていますか?」
などエントリーシートから話が広がることが想像できますよね。
話を広げられないことは書かないか、面接までに話を広げられるように準備した方がいいと思います。
志望動機には自分の経験をなるべく書かない
志望するまでの過程の自分の経験は志望動機には書きませんでした。
限られた枠の中で志望動機としてはどういった経緯で働きたいと思ったかというより、
・どういう点に魅力を感じているか
・働きたいと思った上で何をしたいと考えているか
をアピールする方が重要だと考えていたからです。
まとめ:市区町村の志望動機の書き方
長くなったのでまとめると、
志望動機を書くポイントは
・国や都道府県庁ではなく市区町村を志望した理由
・その市区町村のまちの特徴として魅力だと感じている点
・その市区町村の施策や取り組みとして魅力だと感じている点
・意気込み
で、
気を付けていたことは
・エントリーシートに書いた内容は話を広げられることにする
・志望動機には自分の経験をなるべく書かない
です。
これから公務員試験を受けられる方の参考になれば幸いです。
よろしければこちらの記事も参考に。

コメント