いなフリの振り返りと反省〜受講から1ヶ月経過して〜

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思考・経験

こんにちは。元公務員ライターの雪代(@yukishiro7946)です。

5月から6月にかけて行われた「田舎フリーランス養成講座(いなフリ)」に参加しました。

受講修了から1ヶ月経過した今だから思うことを、お話ししていきたいと思います。

いなフリの内容については他の方がたくさん書かれているので、この記事では

・既に稼ぎがある状態でいなフリに参加してどうだったか
・いなフリで得たこと
・これからいなフリに参加する人へのメッセージ(私の反省含む)

といった視点でお話します。

いなフリ修了後から1ヶ月経過した今、冷静に振り返ってみます。

私が受講した、いなフリの形態は今年で終わってしまうそうですが、いなフリに興味がある、参加してみたいという方は参考にしてみてくださいね!

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ぶっちゃけいなフリ受けてよかった?

結論から言うと、良かったです!

私のいなフリ受講時の状況について

・いなフリ申し込み時点では稼ぎがなかった
・申し込みから受講までに2ヶ月ほどあり、その間に独学で稼いでいた
・5月は約96,000円稼いだ

というような状況でした。

そしていなフリ受講時の主な悩みは以下のような内容でした。

・ライティングで速く書けない
・5月は自分なりに全力で頑張ってきたので、今後生活できる水準まで稼げるか不安

いなフリを受講して良かったと思う理由は上記の悩みが解決されたのと、他にも得られたことがあったためです。

詳しくお話していきます。

いなフリで得たこと

いなフリで得たことは

・速く書く力がつく
・自己管理の習慣を身につける
・強制的に規則正しい生活に
・自分のしたいことが明確に
・フリーランスとして生き残ることの厳しさを知る

です。

それぞれ詳しくお話していきましょう!

ライティングの講義で速く書く力がつく

いなフリの午前中は基本的に講義なのですが、講義の中で速く書くコツを教わったり、ライティングに詳しい統括のなつかちゃんや講師のすぎちゃんに相談したりしました。

特にすぎちゃんは同じ元公務員ということもあり、元公務員ならではの細かく考えてしまう悩みもわかってくれて、速く書くためのコツを掴むに至ったのです。

個別に具体的な相談ができるというのはいなフリのメリットですね。

また1日で1万字を執筆する「1万字チャレンジ」という企画が2回あり、私は2回とも達成できました。

そのときはライティングではなくブログの執筆をしたのですが、ブログは結論がより明確に見えているから速く書けると気づくことに。

結論を常に意識したライティングをすることになったのも、執筆速度が上がった理由の1つだと思います。

いなフリで自己管理の習慣を身につける

いなフリでは、

・1ヶ月の目標
・1週間の目標
・今日のタスク
・夕会(17:00)以降のタスク
・今日の振り返り

といった内容の日報を毎日書きます。

日報によってゴールから逆算して今週何をすればいいか、今日何をすればいいかといった計画が立てられます。

日報をつけることによって、何となく、気づいたら目標達成してなかったということが避けられるんです。

いなフリ終わってからも日報をつけていて、いなフリの日報の項目にはなかった1日の納品金額を追加し、目標金額達成ができるペースできちんと納品できているかをチェックしています。

フリーランスには自己管理が必須!
日報の習慣をいなフリでつけられることもメリットです。

※好みにもよりますが、いなフリでの日報はslackでつけていましたが、今はスプレッドシートにて表を作成して日報をつけています。

強制的に規則正しい生活に

いなフリは朝の9時から講義が始まります。

すると強制的に規則正しい生活に!

いなフリ修了後も1日の生活サイクルは決めているのですが、寝るのが遅くなったとか今日は疲れているとかで守れていない日もあります。

会社員のような生活サイクルが合わない人は無理に合わせる必要はないと思いますが、いなフリ期間中に時間が有効活用できる感覚があり、私は8時半~9時には仕事を始めたいので、フリーランスでありながら強制的に規則正しい生活が経験できて良かったです。

フリーランスといえども、生活サイクルを決めた方がスケジュールも立てやすいなと感じた経験でもあります。

自分のしたいことが明確に

いなフリでは自分が本当にしたいこと、自分はどういう生活ができたら幸せなのかということに向き合いました。

メンターのCOKOちゃんとは毎日の夕会や毎週末の面談で話を聴いてもらい、他にも会場であるコワーキングコミュニティまるもの会員さんとの会話をとおして、自分のやりたいことが明確に。

いなフリ開始時は「こうあるべき」「こうしなくてはならない」に囚われていましたが、修了時には、

・自分はどうしたら幸せを感じるか
・どういったことにやりがいを感じるか
・何のために書きたいのか

といったことがはっきりとしました。

私はライターとして働く中で、という点で悩みましたが、同期の中には何をしたいか悩んでる人もいました。
修了までにみんな自分のやりたいことに向き合えていましたよ!

フリーランスとして生き残ることの厳しさを知る

いなフリ中にまるもの会員さんによるフリーランス座談会がありました。

その中で印象に残っているのが、「みなさんの同期のうち今でもフリーランスとして働いている人はどのくらいいますか?」という質問への回答です。

具体的な回答はいなフリ受講の特権ということで書くことを控えますが、私は思っていたより少ないなという感想でした。

いなフリを受講したからといって、フリーランスになることが正解なわけではありませんし、フリーランスにならなくてもよいことは説明を受けています。

同期にはいなフリを受講したうえで、やはり就職したいという結論を出した人もいますし、フリーランスでない人=フリーランスを諦めたわけではないとは思うものの、継続していくことの大変さを感じました。

そんなリアルな話が聴けたからこそ、フリーランスとして働き続けたいなら覚悟してやっていかなければならないのだとも。身の引き締まる機会をもらえたのは良かったです。

これからいなフリを受ける人へ

これからいなフリを受講する人にこれはやった方がいいということをお話しします。

私ができなかったことのもあるので反省も含めて記録しておきます。

事前課題をやってこよう~予習は大事!~

いなフリには事前課題があるのですが、実は私の同期は事前課題をやってくる人が少なかったです。
現役のフリーランスの人から学べる限られた時間で、いなフリの講義でプロフィールの登録や案件の探し方からやっているのはもったいないなと思ってしまいました。
講義の内容は受講生の進捗度や希望によって決まります。
予習やってくればそれだけ余裕を持って取り組めますし、よりレベルの高い講義・質問が可能です。

事前課題ができなかった事情は色々あると思うので、同期を批判するためにこの話を持ち出したわけではありません。

ですが事前課題はやってきた方が良いものですし、これから受ける人はできるだけ多くいなフリで吸収できた方がいいと思ったので、事前課題はやってきましょうというお話をしました。

講師やメンターにたくさん質問しよう

いなフリ期間中は講師やメンターにたくさん質問ができます。

フリーランスになるまであまり考えたことがなかったのですが、質問って人の時間を奪う行為なんですよね。

いなフリ期間中だから講師やメンターは自分のお仕事もある中でも対応してくれますが、いなフリが終わったらいなフリ期間中のように気軽に質問はしにくくなります。

なので、いなフリ期間中に質問しまくりましょう!

私はクラウドソーシングだけでなくメディアへの直接提案についても相談に乗ってもらっていましたが、一対一でじっくり聴いてもらえることはなかなかないと思うので、もっと相談しておけばよかったなと反省しています。

誘惑に負けない心を鍛える

フリーランスは自己管理が重要です。

金曜日の夜や祝日、お盆やお正月といった世間が休んでいても自分が忙しければ休めないことも。

いなフリ中は夕食後や金曜日の夜は息抜きしている人もいて、混ざりたいなという気持ちもあったのですが、どんどん後回しになったり、後々に納期ギリギリになって慌てるのも嫌だったので、自分に鞭を打ち黙々と作業に向き合いました。

もちろん一緒にボードゲームをすることもあって、息抜きをするときもあったのですが、大事なのは流されて息抜きするのではなく自分の意思で息抜きすることかなと思います。

これは自分がどのくらいフリーランスとして働きたいかにもよると思うのですが…
私はフリーランスとして本当に生活不能にならない限り、会社員にはなりたくないという気持ちがあったので、フリーランスとして生き延びたいという気持ちが強いならそれに合わせた厳しい自己管理が必要だと考えています。

ここからは反省ですが、私がいつもせかせかしていたのは心配性という性格もありますが、タスクにかかる予想時間と実際にかかる時間の差が大きく、どんどんずれ込んでしまうことが原因でした。

ズレが少なければ計画どおりにいって、交流や息抜きの時間ももう少し取れたのかなと思っています。

今でもズレが生じてしまうことはあり、日報を活用して計画どおりにできるように改善していくことが今の課題です。

まとめ:元をとるくらいのつもりでいなフリを活用しよう!

いなフリはフリーランスの第一歩を踏むイメージでしたが、少し稼ぎ始めていても吸収できることがたくさんありました!

いなフリを受け身で受講するのではなく、受講料の分、知識やノウハウ、提案文や書いた記事のフィードバックをたくさん貰うなど、元を取るくらいの気持ちで積極的に参加してみてください!

考え方や行動を変えるきっかけをくれたいなフリに感謝しています!

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